大型二種免許を10日・14万円で取った話 その2 路上練習

非常事態が延長されて久しいですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

5月で季節もいいですから、本来ならGWを満喫しているのに・・・まあ、引きこもるしかないですが、引きこもるにも様々な耐久力が必要ですね。 特に金銭的な耐久力が一番死活問題ではないでしょうか?

さて、非常時でなくとも免許取得でネックになってしまう費用を抑えるためにも是非勧めたい一発試験(一般試験)の必勝法をお伝えする「大型二種免許を10日・14万円で取った話」

教習所や免許センター(試験場)も閉鎖になっている所もありますが、晴れて解除になった時に免許にチャレンジ!という方に第二弾で、路上練習についてお伝えします。

路上練習ではなにをするのか?

まあ、読んで字のごとく対象車両(路線バス型大型車)で路上の練習です。

項目としておよそ次のような練習をするように指定されます。

  1. 運転姿勢を正しく保つこと
  2. 乗降口のドアを閉じ、後写鏡を調節する等安全を図るため必要な措置を講ずること
  3. 道路及び交通の状況に応じ、ハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作すること
  4. 信号並びに道路標識及び道路標識による交通規制に従うこと
  5. 歩行者を保護する等交通の安全を確保すること
  6. 通行区分等を守ること
  7. 他人に危害を及ぼさないような速度、車間距離及び側方感覚を保つこと
  8. 合図の方法を守ること
  9. 交差点における通行方法を守ること
  10. その他法108条の28第4項に規定する教則の内容となっている事項を守ること

10番目はよくわからないですが、他のサイトに書いてあったことは「危険な運転をしないで、安全と交通の円滑化に努めなさい。そのために法令遵守して、 自動車の構造や他の自動車の運転に必要な知識を持って運転しなさい。」ということだそうです。

時間・期間は、「受験日から過去3か月以内に1日あたり2時間、5日・10時間以上の練習」をする必要があります。

ちなみに、1日で10時間乗ったとしても、1日分の2時間しか認められないので注意が必要です。 (つまり、ちゃんと小分けにしてやる必要があります。)

3か月もあれば簡単じゃん! って思うけど、「受験日から過去3か月」という有効期限ですが、何回か落ちてしまい、例えば5回目の受験日が3か月を過ぎてしまったらどうなるのか・・・?と思ったのですが、ちょっと探したら期限切れした練習分を再度実施しなければならないとの情報がありました。

あまりに練習の申告日から受験日が経ちすぎてしまうと、結局は練習→試験を繰り返すハメになるので、3か月の期限内に取れるように受験を続けて頑張って合格しましょう!(平日に受験することが二番目に大変??)

さて、導入編「練習環境が一番準備するのが大変だ」とお伝えしましたが、めどは立ちましたか?

路上練習では指導をしてくれる人(免許保有者または教習所の教官)の指示に従うだけでなく、積極的に周りを見て安全に配慮した運転をしていきましょう。それが本番の路上試験中の判断に影響してきます。

対向車がある際の曲がるタイミング、路上駐車や歩行者、自転車の処理は教官によって若干違いますが、それをも影響されないタイミングで行く必要があります。

右左折は基本的な内輪差、外輪差はもちろん、 特に高さと幅があるので、街路樹や街灯、電柱などの一本モノはもちろん、塀やフェンスといった 一枚モノに気を付けましょう。

右左折で突っ込んでいくと、タイヤや車体ばかりに気を取られてミラーが当たりそうになることが多いです。

本番のコースにある街路樹も、手入れがされていない場合は道路にはみ出している場合があります。ボディにガシャガシャ当たると減点対象だったり、太い枝で「ガンッ」と当たったような音がすると安全措置が取られなかったということで減点やブレーキを踏まれて中止になるそうです(教習所の教官談)。

そうです。本番で試験官にブレーキを踏まれると即試験中止になるのです。大きな枝だけでなく、 歩行者、自転車、他車を見逃して 接触の危険性があった場合にブレーキを踏まれる可能性は大いにあります。

普通車だとあまり高さは気にしないですが、意識してみると結構なトラップが潜んでいますし、気付いて避けるときにもミラーと目視で安全確認をしてからじゃないと不安全行動となされる時があるので、それがなかなか難しいです。

コース設定は高さが通れないようなものは設定されていないと思いますが、免許を取得して晴れて自分の責任下で運転するようになった時には、橋げたや木、建物の屋根、軒下、カーポートの屋根などの接触に気を付けてくださいね! その練習も兼ねていると思って・・・

車体感覚を磨いてくのが練習の主な目的ですので、ポイントとしては以下の部分を意識してみましょう。

  • 路端や中央線などの線と車体がまっすぐになるように走る。
  • 後ろのタイヤの位置がどこにあるかを確認する
  • 前のタイヤの位置がどこにあるか、そしてどの位置あたりにある時にどれくらい切るとどれくらい曲がるかを確認する。
  • 後部ドアと目標物の位置関係(見え方)を練習する

車体が真っすぐだったり寄せたりできるかはミラーで確認し、線の延長線がメーター周りのどこらへんに来るかを覚えましょう。 特にまっすぐの道の道で練習しましょう。

後ろのタイヤの位置はミラーで確認です。視力がいい人ほど有利ですが・・・もし、見えにくい場合も、車内のタイヤハウスなどでおよその位置を確認して、ミラーとの位置感覚を補正しましょう。

前タイヤの位置は左折の場合は曲がる方向へ顔を向けると車内のタイヤハウスでよく見えます。 右折の場合は曲がる方向へ顔を向ける事とミラーと合わせていきましょう。

本番の試験課題のひとつに「目標物への停止・発進」があります。 これはバス停を想定した課題となり、試験官に「では、2本目の電柱を目標に停車してください」等と言われます。

電柱、標識、街灯、街路樹等、目標物は様々なパターンがあり、決まっているとかいないとか・・・ たいていの場合、交通に支障が無い所で行われる可能性が高いです。

車体の中央付近にドアはあるのですが、見えにくさと相まって目標物がドアに合うかは少し慣れが必要です。 加えて試験車両とも見え方が違う可能性もあり・・・

これを練習中にひたすら意識して運転をしていくと、本番の車体感覚は大体養成できます!

右左折は十分に余裕を持って曲がりましょう。 対向車などにブレーキを踏ませると「他車妨害」とされるそうです。

法規走行で特に意識しなければならないのは「制限速度」です!

道路標識や道路標示を見落とさないように注意を払いましょう。 速度制限の標識や標示が無いところは60km/hですよ!

まあ、速度規制がある道路で大型バスを運転すると、狭かったり怖かったりするのであまり超えることはないと思いますが・・・

路上練習が一般には向かない理由は、

「運転時に気を付けるポイントが多すぎるから」

コウタも教習所に路上練習をお願いして、当然のことながらいきなり路上へ出るのですが、流石に緊張しました。

焦ってもしょうがないし、仮免練習中の表示があるので他車はみんな寛容でした。

どうせお金を払って練習するのだから・・・と思って、上記のポイントを意識しながらイロイロ試しました。  1時間の教習も案外短いですよ!  漫然と乗るのではなく、有効活用することをオススメします。

教官によってはご指導ご鞭撻のほどが厳しい方もいらっしゃるかもしれませんが、ご意見を賜り、今後に生かすことで合格が近くなると思って我慢してください笑

積極的に質問などをして、払ったお金を回収しましょう笑

二種免許が初めてという方は学科試験もあるかと思いますので早めに対策をしましょう!

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