大型二種免許を10日・14万円で取った話 その1 仮免許の技能試験

新年度ですね! 花粉もまだ残っていますが、桜の最盛期ですね!

コロナで自粛ムードですので、花見などはちょっと難しい感じでしたでしょうけれども・・・

さて、「運転免許の最高峰」と言われている大型二種自動車運転免許を10日・14万円で取ってきた話の内容の話を進めていきます。

前回の話では、大型二種の一発試験までの流れをお伝えしました。

まあ、なんというか、面倒くさいのは事実です・・・そこを乗り越えれば安くなります笑

実際にどういう事をするのか? をシリーズでご説明していきましょう!

仮免許の技能課題は、次の5つです。

  1. 坂道発進
  2. S字
  3. 隘路(あいろ)
  4. 路端停止
  5. クランク ※試験場、教習所によっては実施しない場合があります

まあ、正直、課題的には「中型自動車運転免許の限定解除に行った話」と被る所が多いので、リンク先も参照してみてください!

ダラダラと書いてもしょうがないので、大型二種と中型の違いを中心に書こうと思います。

バスを運転したことが無いコウタが驚いたのは操作方法です。 なんとエンジンをかけるところからちょっと違うのです。 慣れている人からすれば大した話ではないのですが・・・

まず、バッテリースイッチをONにして通電してからでないとキーを捻ってもエンジンはかかりません。

次にサイドブレーキもコンプレッサーによって圧搾空気による作動になります。(サイドブレーキを作動、解除するとブシューッという音がして、動作が分かります。)

操作感も自分よりも後ろの位置に前輪があり、後輪がとても遠いということが一番難しい気がします。

しかし、一方ではミラーがとても大きいということで、目が良ければ案外位置感覚は補うことができます。

仮免許の試験は場内試験のみです。 試験終了時に60点が残っていれば合格です!

さて、課題の説明をしましょう。

1:坂道発進

坂道発進は、サイドブレーキの使い方がポイントです。

まず、止め、その後に発進の合図と周囲の確認をします。

そしたら、アクセルを少し踏み、半クラにします。 そこからサイドブレーキを「ゆっくり解除」していくのがポイントです。

半クラをキープしてサイドブレーキをゆっくりすれば、後ろに下がりそうなときにサイドブレーキを利かせて止められ、しっかりと半クラができていれば緩めるごとに進みます。

苦手な人は焦らず、動作をゆっくりしてみましょう。

2:S字

これはちょっと感覚的に難しいかもしれませんが、ポイントは「ミラーで前輪の位置を確認する」ことです。

4つを意識する必要はありません。

「外側の前」「内側の後ろ」だけを意識すればいいのです。

ハンドルを切るとミラーでタイヤが見えます。 外側のタイヤの位置をできるだけコースの外端に合わせて沿わせて行くと、内側の後ろはとても余裕があることに気づくでしょう。

逆にミラーを見ずに、前方を見ながら行くと、見えるコースの動きが気持ち悪く、感覚が狂うと思います。

向きが切り替わる時にも、ミラーを頼りに外側の前を十分に外へ寄せて、外端に沿わせて行けばそこまで難しくはないでしょう。

3:隘路(あいろ)

隘路は、90度曲げて前方進入の駐車みたいな感じの課題です。

どんな感じかは中型トラックの課題を参考にしてください笑

ポイントとしては前輪が手前のラインをちょっと超えたくらいのところでハンドルをいっぱい切ることです。

後ろのタイヤをラインのすぐ近くに置きたいので、早く切り始めるよりも少し遅れた方が挽回が利くように思います。

切り返しが発生してしまうと狭い範囲でどうにかしないといけないので、微修正しかできません。

大きく失敗したら修正は多分難しいでしょう。

切り返しの際にはミラーなどを活用しましょう。

4:路端停止

路端停止は、路端から30センチ以内に道路に対して車体を平行にして停止する必要があります。

ポイントとしては、「ミラーをよく見てあらかじめ寄せておくこと」です。

また、車体の先端を指定された目標物に合わせていくのですが、これもアンダーミラーで合わせていきます。

ミラーばかり見ていると前方不注意とされる場合があるので、なるべくチラ見するように気を付けましょう。

止めるのはさほど難しくありませんが、問題は出る側にあります。

前方の障害物との間隔はとても狭いです。一気に切る必要があるのですが、停めてあるのが路端とギリギリなので、据え切りなどで全部切って発進してしまうと「リアオーバーハング」が大きいので外側に張り出し、ポールに接触する可能性があります。

バスは思ったよりハンドルが切れるので、少し切って少し進み、路端から少し離れたところで一気に回します。 ポイントはスタート直後は「少し」を意識して、それからは一気に。 様子を見るために「鬼の半クラ」でゆっくり動きましょう。

車体は右車線を超えてしまいますが、タイヤがラインをオーバーしなければ逆行は取られないので、S字と同様に外側(右側)のタイヤをよく見て踏まないように、けれども確実に寄せます。

左側がポールに接触しないようにも気を付けて!

文字で書くとわかりにくいのですが、自動車に共通する特徴として、切り始めはゆっくりで、切るごとにスピードを速くして一番寄せる。寄せた後は速く戻し、戻すごと(まっすぐに近づくにつれ)にゆっくりにしていきます。

特に、大型車の場合は、ハンドルが切れる傾向にあります。 全開で切ると、真横に動くような錯覚をするくらい切れます。

また、バスはトラックよりもホイールベース(前輪と後輪の距離)が短いために、クイックに動く特性があるそうです。

しかし、オーバーハングという車体の先端、後端から近い側の車軸までの距離が長くなるため、車体の後部外側が外へ振れたりするので注意が必要です。

ハンドルを深く切った時には内輪差が大きくなりやすいので、右左折の場合は外側前輪をなるべく外端に沿うのがポイントです。

5:クランク

コウタの受験した試験場では、コース設計の関係でクランクはありませんでしたので割愛。

まあ、技能課題に余裕を持つためには「法規走行で減点が取られないこと」が重要です。

合図、目視、寄せ、小回り、ラインを気を付けることが法規走行でのポイントです。

大型二種の仮免許が一般には向かない理由は、

「特性に慣れるまでが難しいから」

特に、前輪が軽自動車の後輪の位置くらいにあり、しかもそれが操舵輪です。

考え方を変えて、車内には、タイヤの逃げの部分(タイヤハウス)が見えるので、目視をして位置を確認するのがいいと思います。

見えない場合は想定できる何かで確認しましょう。

ちなみに、仮免を取ってからやっぱ教習所に通って取ろうと思っても、1段階からやる必要があるそうです・・・(修了検定はないと思いますが・・)

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