けん引免許を取りに行った話 本編 その1

というわけで、けん引免許試験取得体験記 一発試験(一般試験)の本編です。

免許を取るぞ!となった時に普通思いつくのが教習所です。 教習だから、しっかりと練習ができて、ちゃんと試験に合格しているので、特段問題はないはずなのですが・・・

勿論、安全運転の方法を教える場なのである一定の保証はされているのでしょうけれども、免許が取れない教習所なんて評判も微妙なので合格させてしまうなんて現状もあるとか・・・

やはり、運転技術からするとあまり高くなく、事故率の高さから、「教習所で免許を買う!」なんて揶揄されますが、結局はハンドルを握る人の良識に掛かっていることと思います。

※教習所で免許が発行されるわけではなく、公認の教習所で一定の課程を修了し、実技試験を代行することで「実技試験が免除」になるだけです。その証明が卒業証書です。初めて自動車の免許を取る時に学科試験を試験場で受けなければならないのは学科免除ではないからです。

教習所に通う以外、各県の免許センターまたは免許試験場という場所で試験を受けて、受かれば免許発行となるものを「一般試験」俗に「一発試験」という風に呼ばれています。

結果から言うと、その「一発試験」をコウタは5発目で合格しました。

流れは次の通りです。

まず、最初に試験を受けるときには諸手続きと適性検査があります。

窓口に行って用紙をもらったり、受験票や申請書類等を確認してもらう際に免許を提示します。

ざっくりいうと、けん引免許は自動車運転免許を何かしら受けていないと受けられません。なので、既にあなたは何かしらの免許を持っているはずです。

受験票や申請書等を記入して、写真を貼ります。

※平日しかやってませんが、試験場に行ける人は事前に入手できると当日の朝が楽です。

適性検査は視力検査です。準中型免許以上の試験と同じです。条件は以下の通り。

  • 両目0.8以上
  • 片目それぞれ0.5以上
  • 奥行き判定の深視度検査で誤差2.0cm以下

くわしい内容は 中型自動車運転免許の限定解除に行った話 その2 でどうぞ!

適性試験が終わったら、収入証紙を買って申請です。 金額は一応、全国共通なのだと思いますが、コウタの受験した県は

  • 試験料 2600円
  • 試験車両貸車料 1450円

合計 4050円 でした。

5回も受けましたが、試験手数料自体は 20250円とそんなに金額的には掛かっていません。(お小遣い制の人にはつらいか?)

ちょっといいもの食べに行ったと思えば、運送業をしている人ならば、お仕事で給料がアップすれば回収できるし、いずれ本当に食べられます笑

さて、その収入証紙を貼った受験票や申請用紙を確認してもらったら、いよいよ受験準備です。

おそらく、受付の際にコース図をもらえるので、今日のコースを確認し、実際のコースへ歩きに行きます。

晴れてるといいですが、雨だと・・・ 傘とクリアファイルは必須です!

コース図には無い障害物、試験のコースを間違えないためにも●番ポストを入るなど、目標物、対象物があるかを確認しましょう。

コースを覚えるポイントとして、要所だけ細かく覚えて、大雑把でいいところはかたまりで覚えてしまうことです。

例えば、スタート後は外周大回りで、障害物などがあったとしても、その次曲がるところまでをひとかたまりとして捉えるなどです。

(ま、それが難しいのですけれども・・・)

※ですから、平日しかやってませんが、試験場に行ける人は事前に入手できると当日の朝が楽です!

コースを歩くときには、縁石からの距離を見ておきましょう。

  • 交差点のすみきり、停止時の寄せ、バンパー合わせ前後位置 約30センチ(靴の長さ1足分)
  • 幅寄せ 概ね1m(靴の長さ3足分)
  • 方向転換位置などの確認 (大股の一歩:1m)

牽引はコース内なので、水溜り通過時のはねなどはほとんどないと思いますが・・・一応確認していてもよいかもしれません。

あとは、S字の縁石が「乗り上げ」なのか「落ち」なのかと、踏切に傾斜がついているか? 方向転換の位置や枠のサイズ、方向転換に入る(バックを開始する)位置を確認してください。

車両の長さは中型の車両と一緒だったはずですので、それだと7~8mのサイズのはずです。コの端から7~9歩の位置がどこらへんになるかを確認しておくと、停車位置すなわちバックの開始位置をシミュレートできます。

加えて、入口の角の縁石から1足長がどこら辺に見えるか?などもチェックしておくと、シミュレーションが捗ると思います。

時間は十分ではないかもしれませんし、余るかもしれません。

いずれにしても、早めに受付をして確認することが重要だと思います。

とはいえ、回数が増えれば自然と覚えてきますが・・・

一発試験が一般には向かない理由は

段取りやスケジュールを組んでおかないと緊張するから

あくまで試験ですから、緊張するのは仕方ないです。シミュレーションをしておくことが過緊張を避けるひとつのポイントになるでしょう。

コウタはシミュレーションをするのにこんなものを買いました笑

実際は、トレーラーの長さとハンドルのイメージが合わず、結局イメージしきれませんでしたが・・・

まだこっちの方がヘッドとトレーラーの関係が分かりやすかったですが。

今はこんなのもあるんですねー

ラジコンは実際にハンドルが動かせるので、実際の運転とほぼ一緒になると思います。教習所へ通うことを考えたら安いものかも・・・?

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