トライアスロンを始めるにあたって掛かる費用

晴れて日差しがあれば夏の陽気

曇ったり雨だったりすると秋の空気

そんな感じがする最近ですね。

 

さて、今シーズンのレースも、ほぼ終わりの頃になりました。

今年のレースはいかがでしたか?

今年もチャレンジを逃してしまった人は来年には是非!

始めないとわからない事はいっぱいです。

 

ところで、トライアスロンを始めるにあたってはいくらかかるのでしょうか?

コウタ的には、3種目やることよりも、金銭感覚的な方が敷居が高く感じさせるような気がします。

 

ここで、コウタが実際にトライアスロンレースを始めるに当たって用立てた金額を思い出してみます。まず、初めに思いあたるのが必ず必要なレースギア。

トライスーツ、ウエットスーツ、自転車の3つです。

 

1:トライスーツ

トライスーツは、一般的なスポーツ用品店にはありません。

なので、専門店かネットショップでしか購入できませんが、大事なのはサイズなので、試着させてくれる専門店が近所にあれば、あるいは少し遠方でも足を運んでみるといいと思います。

その際に、不安なことはお店の人に聞いてもいいと思います。

トライスーツはレースが快適にこなせる程々のものですとおよそ1~2万円のものを選ぶのがよいと思います。

高級というか高機能というか、そういったメーカーでは、2.5~5万円とそういうラインナップがあります。

どれがよいのか?と聞かれますと、各メーカーのコンセプトによりけりなので、一概には言えませんが、大抵の場合、体型が一番影響します。

高級(高機能)のメーカーを選ぶ人は、大きく3択で、競技水準がハイレベルか金銭水準がハイレベル、あるいはその両方である事が多いです。

なので、高機能ですが、体もしっかり作り込まれている人向けなので、細いパターンであることが多いです。

きっとお店の方や仲間からは、「トレーニングが進めば細くなるから、きつめでも大丈夫!」という話もあるかもしれません。

しかし、コウタは初めてのレースに向けて4か月くらいトレーニングしましたが、筋肉も増え、結果的に細くはなりませんでした。

なので、スーツに合わせて体を作り込むか、ギリギリに買うのも良いでしょう。

安パイは、程々の値段でストレッチが効いている方、あるいはタイト過ぎずゆとりがある方が、スイムだけでなく、バイクやランでの余計なきつさは感じないと思います。

また、国内のレースではほとんどがウエットスーツ着用義務なので、バイクとランが快適に過ごせるか?を重視してもいいと思います。

価格は大体1万~2万円

 

メンズ↓

レディース↓

(なんか、レディースの方が高くない??)

※ちなみに、最近のレギュレーションでは、フロントジップのタイプが禁止だったり、使用可能だがバイクやランで前を開けてはいけないとするレースもあります。

 

 

2:ウエットスーツ

次に、一番悩むのがウエットスーツです。

既製品かオーダーか・・・が主な争点です。

オーダーは値段べらぼうに高い!

かと思いきや、コウタの相談したお店ではそうでもなかったです。

 

掛かった費用は3万円。

採寸とセパレート、ツナギ、ロングスリーブ、ノースリーブ等のタイプが選べてその価格。(タイプによって多少はしますが。)

 

一方、既製品でも高級ラインは5万~10万となってますので、オーダーした方が、デザインはさておき、トラブルはほぼ無しと言っていいでしょう。

しかし、これもオーダーから手元に届くまで3週間~1か月掛かるので、体型の変化を考慮しなければなりません。

多少なり伸縮性があるのですが、あまりにきついと圧迫感がありますし、あまりに緩いと中で擦れます。

それでも、オーダーで各パーツの長さは最適化されているはずなので動きやすいと思います。

メンズ↓

レディース↓

素材の厚さ等で浮力が変わったり、泳ぎ方によって向いている厚さなどがあるそうで・・・

オーダーだとそれはそれは快適ですが、上記の製品はかっこいいし、性能も良いと思います。

 

 

3:自転車

自転車は一番価格のウエイトが大きい用具です。

また価格の幅も広く、選択肢が多いので、決めるのに時間が掛かります。

高級ラインには、バイク慣れしていない人には大金を投じるように思いますが、初期投資を少し多めにできれば、結果的に速さとローコストを得ることができます。

25~30万の自転車が買えれば、パーツなどの性能や信頼性はそのままで十分でしょう。

それぐらいのフレームとコンポであれば、ホイールなどはお店で借りることでレース時はグレードアップもできるかもしれないので、聞いてみては?

↓泣く子も黙るZIPPホイールwww


安く上げようとすればいくらでも安く上げられますが、トランジッションエリアに並ぶときになんとなく見劣りするのもメンタルが弱い人にはきついかもしれません。

 

ロードバイクの中古はどうなのか?という意見について。

基本的には、素性の知っている自転車(落車や整備頻度、取り扱い方等がわかっている)で、サイズと希望する価格であればいいと思います。

ところが、そういった自転車をこれから始める人の周りで見つけることはなかなか難しく、結果的に自分のセッティングにするためにステムやサドル交換、バーテープ、チェーン等の消耗品交換、オーバーホールをすることを考えると、あまり割に合わない気もします。

パーツを中古で売ってもらうならいいでしょう。

 

大きな特殊用具はとりあえずこれですが、練習も考えるとそれ以外に

ランニングシューズ   1~1.5万円

練習用水着、ゴーグル等合わせて 1万円

ビンディングシューズ  1~1.5万円

練習用バイクウエア   1~3万円

ヘルメット       1~3万円

サングラス       1万円

 

が必要です。

 

トレーニング補助具としてローラー台  2~3万円

バイク用メンテグッズ一式       1万円

 

もあればなおよろし。

 

あとは大会エントリーに掛かる費用です。

エントリー代    1.5~2.5万円

宿泊費       1万円

交通費       ??

ジェルなどエイド  3千円

 

あとは練習、本番までのマッサージ、テーピング等の治療にかかる費用などなどなど・・・細かいことを挙げたらきりがありませんが雪だるま式です。

しかも、ほとんどが1万円~の出費です。

 

上に挙げた金額をまとめると、大体50万円!!

でも、これでわかるのが、やはりバイクが大部分のウエイトを占めているので、バイクを既に持っている人は、10万円くらいから始められます。

バイクを安く手に入れれば、20万円程度と、敷居が下がった気もします。

 

しかし、それだけ掛ける情熱と、家族の理解と、金銭的余力はあるのか?というところは常に問われます。

(むしろ、一式揃えて止める方がヒンシュクを買うと思います・・・)

 

で、中途半端な用具は売るに売れず・・・

 

トライアスロンが一般には向かない理由は、

「金銭的敷居が高すぎるから」

 

お金があれば・・・と思うシーンに多くぶち当たるのもこの競技の特徴です。

レースまでの生活や当日に、窮屈な思いをして過酷なレースに臨むのっていい面も悪い面もありそうな・・・

なので、経営者が取り組めるのだと思います。

 

金銭的な敷居の次は、トレーニング(やる事)の多さとそれに費やさなければいけない時間の多さです。

 

でもね、やればわかる魅力と、やらなきゃわからない魅力があるのです。

「お金で買えない価値がある。買える物はマスターカードで。」

なんてCMありましたね。

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