大型自動二輪(バイク)の免許を取りに行った話 その3  技能課題

今年は桜の咲くのが例年より早い予報だとか??

さて、花粉と戦っている皆様、いかがお過ごしでしょうか?

コウタ的には、代謝が高いときは症状が治まっている気がします。

大型自動二輪、いわゆる大型バイクを一発試験で受けるときに一番印象的なのは技能課題でしょう。

技能課題とはどのようなものがあるのでしょうか?

バイクの技能課題は次の5つです

  1. 一本橋
  2. スラローム
  3. 波状路
  4. クランク
  5. 8の字

1:一本橋

幅30cm、高さ5cm、長さ15mの文字通り一本橋を通ります。ただ通ればいいわけではなく、着座姿勢のまま10秒以上かけて通過しなければなりません。

立ってはいけないし、10秒以上ということから、極低速走行をしなければならず、バランスを取るのが難しい。おまけに落下したら即試験終了という制限があるため、プレッシャーが半端無い試験項目です。

どれくらいのゆっくりの速度かというと、15m/10秒=1.5m/s=5.4km/hです。

歩くスピードがおよそ4.0km/hですので、平均速度で5.4km/hは結構遅いキツイですよね。ゆっくりを意識しすぎて、橋に乗る際にスピードが足りず、ふらついてしまったりします。

車重があるのに低速なので、それこそ安定性に欠けます。そして落ちたら試験終了・・・緊張感が半端ないですね。

ポイントは、スタートで勢いをつけてリアタイヤまでしっかり乗せます。その後、鬼の半クラとリアブレーキです。トルクが掛かりながらリアブレーキをすれば、安定しやすいですよ。

そして、ハンドルを小刻みに左右に細かくして、先にゆすりながらバランスを取るのもいいでしょう。

規定に1秒あたり5点減点なので、難しければ無理せず2秒くらい早く抜けて、一発失格よりはいいかもしれませんね。

2:スラローム

パイロンの間を左右に蛇行します。

ポイントは、2速で車体を倒してリズムよく抜けるということですが、なかなか難しい。

これは、前回お伝えした逆操舵で車体をうまく倒していきます。

倒さなくとも、いいタイミングでハンドルを切れば、時間を満たしながら、パイロンを避けて通ることができます。

制限時間は7秒以内です!

27mのコースを7秒以内なので、3.86m/s=13.9km/h やや速いでしょうか?

無理してアクセルを開けたりしなくても、いけますが、最後は少しでも開けたほうがいいですよ!

3:波状路

波状路は、5cmの高さのブロック(鉄?アルミ?)が不等間隔で置かれており、それをMTは立ち姿勢で、ATは着座姿勢で5秒以上かけて超えていきます。

コウタはMTでの受験だったので、ATはわからないのですが、MTはとにかく鬼の半クラでブロックに前や後ろのタイヤが当たる直前にアクセルを程よく吹かすことです。

時間はあまり気にしなくても、大体いい感じにゆっくり行けば満たせるはずです。

調べたら9.5mを5秒以上ですので、1.9m/s=6.84km/h まあまあゆっくりですね・・・

中腰でステップとタンクにしっかり下半身を固定しましょう。

余談ですが、滑り防止の模様が付いていますが、濡れた金属はめちゃくちゃ滑るので、雨や湿潤路面時に真っ直ぐにタイヤを当てないと滑ります!

4:クランク

クランクは、自動車でもありましたね!

バイクの場合は、 曲がる前にしっかりとアウトに寄せるラインどりがとれれば、倒さなくても曲がることはできるみたいです。

しかし、アウトに寄りすぎたり、インに寄りすぎるとバンパーが引っ掛かります。

鬼の半クラとリアブレーキでどうにかラインをキープしましょう!

コースをよく見ると、みんなが通っているラインが見えます。

イメージをよく作りましょう。

5:8の字

正直、8の字と言いながらも、S字分しか通ってないですよね笑

これの難しさは、入る所と出るところ、そして切りかえし部分です。

ハンドルだけはスピードが速くなりすぎたときに、思ったラインから外れてしまいそうになります。

半クラで速度をいい感じにキープし、もし速度が出すぎたらリアブレーキで抑える。制限時間はないので、切り返しや出入りのところはラインをよくみて入りましょう。

これもコースを見ると、みんなが通っているラインが見えますよ!

技能課題が一般には向かない理由は、

「練習が難しいから」

こんな技能課題を準備して練習する方が難しくない?

大型バイクとは挙動が若干違うかもしれませんが、普段からバイクを乗っているのであれば低速走行を練習することをオススメします。

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