既に花粉が飛んでいるそうですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
これから季節も暖かく春に向かっていきますが、その間に別れの季節、出逢いの季節、新年度という区切りがやってきます。
今年の目標は何か決めましたか?? たいていの場合、 年末年始、年度末と忙殺されて春が来る頃には決意もしぼみ・・・というパターンが多いようです。
春が来ると新年度と共にやる気も出ますよね!?
あったかい季節に向かってバイクの免許を取ったりしてみませんか!?
というわけで、4年ほど前に一般試験(一発試験)で取得した大型自動二輪(大型バイク)の免許を取った時の合格体験記をお伝えします!!
根本的に、大型バイクとは何ぞ? です。
バイクの免許は、
- 原付(~50cc)
- 小型(51~250cc)
- 中型(251~400cc)
- 大型(401cc~)
という区分です。 厳密には、排気量以外にも出力などが厳密に規定されているのですが、設計で超えることはないので、排気量で区分されているという認識で大丈夫です笑
※詳しくは調べてください!
コウタは高校生の時に中型の免許(俗にいう中免)を取得していたので、一通りの運転技術があると考えてください笑
大型自動二輪(大型バイク)に該当する区分の免許は、昔は一発試験でしか取れなかったそうで、合格率の低さから高嶺の花と言われていたそうで・・・
今では教習所で取得できるようになったので、あの時の若者がオジサンになって取ったり、現在の若い人もお金をためて通って取ったりも増えているそうです。
当時、大学院生で貧乏だったコウタは、教習所に通う金もなく、一発試験を決意するのでした。
さて、一般試験(一発試験)は試験場によって若干の取り扱いが異なりますが、コウタの当時住んでいた地域の試験場は、週に1回しか試験がありませんでした。
しかも、まず事前審査?があり、「バイクの引き起こし」と、8の字を押して回る「取り回し」の確認があります。
まず、これが非力な人には難関なようです。
というのも、試験場によっては、「取り回し専用バイク」的な車両があり(たいていの場合ナンバーはついていない)、なんと、燃料タンクに砂が入っており、重くしてあるそうです・・・
コウタの受けた試験場では砂は入っていなかったっぽいです(パワーがあっただけ?笑)
女性なんかは、教習所でも免許試験場(一発試験)起こせないことで挫折をする方もいるようです・・・
腰を入れてフルパワーで起こします。取り回しは体から離れないように!
コウタの受けた試験場では、事前審査は午前中しかしてません。しかも、午後から試験を受けることはできず、予約をして日程を確定しなければなりません。
予約なので一日に15人程度までしか受けられなかったようです。 人気なのか、枠が少ないのか、 概ね1か月先じゃないと予約が取れなかった記憶があります。
技能試験当日の受付順になるのかわかりませんが、午前6~7人の処理でした。完走する人が多ければもっと少なくなりますし、完走できない人が多いと早く回ってきます笑
順番遅いと、午前中はひたすら人の試験を眺めてイメトレ。お昼を挟んで午後まで~と一日がかりです。
今、住んでいる東北某県では大型二輪はおろか、他の実技試験を受ける人も少なく、受けない日があるのだとか?
そういった県では、当日に「取り回し→試験」ができるようですよ?
ただ、東北だと雪や凍結があるので、冬季期間は実施していなかったり、東北じゃなくても台風などの荒れた天気では実施しないようです。
まあ、疑問点は各県のHPをみて、疑問点は電話問い合わせがいいかと思います。
最後に重要なことがあります! それは「装備」です。 以下のものが準備として必要です。
- ヘルメット
- グローブ
- (くるぶしの保護された)シューズ
- 長袖・長ズボン
受付時や試験前に有無を聞かれる程度の事前チェックで、規格を満たしているかの時間は特段ありませんでした。 が、プロなので、ヘルメットなんかは一見すればわかりますし、貸し出しなどはありません。
シューズは、くるぶしが保護されているのが望ましいですが、そうでなくとも大丈夫なようです。
グローブは軍手は微妙です。ホームセンターで売っている作業用手袋あたりがコスト的にも機能的にもいいと思います。
長袖長ズボンであれば、特にジーンズはダメとか無いようです。
普段からバイクなどに乗っている人は、装備もあるでしょうから問題ないでしょう。
大型バイクの一般試験(一発試験)が一般に向かない理由は
「いろいろ面倒くさいから」
取れた時には教習所より本当に安く取れるので、一般試験(一発試験)はオススメしたいところですが、試験にたどり着くまでのハードルが微妙に高いのです。
- 装備の準備が面倒くさい(特にヘルメット)
- 場所によっては予約や事前審査が面倒くさい
- 平日しかやってない
- 仕事をしている人は休まなければいけない(なかなか休めない)
- 時期によっては混んでいる(いい季節は特に)
- 緊張する(失敗できない)
- 大きいので操作が難しい
- 受かりにくい
試験を受けよう!と思った気持ちも、そういったことで尻込みしたり、面倒くさい、緊張するから嫌だ・・・と嫌な理由を探してしぼんでいき、続かなかったりするわけです。
そんなこんなで難しいからこそ、取れた時の喜びと、費用計算をして安く仕上がったときのお得感と、思いの外安全運転できていることと、難関を突破した自負などで、免許マウントが取れますwww
中型バイクの免許しか持っていなかったときは、「あー、これは大型か・・・」という苦汁をなめていたのに、大型バイクの免許を取ってから同じお店に行くと、「ここにあるバイクは全部乗れるんだ!!」 という誇りや心の余裕で景色が全然違って見えますよ笑
知り合いの女性ライダーはツーリングに出かけたときに「オヂサンライダー」に声をかけられた際に、「一発試験で取りました♡」と言ってあしらうそうですよ笑
免許の有無ではなく、取得方法でマウントされる珍しい運転免許証のひとつだと思います笑
その試験の厳しさから、技能の高さはやはり教習所卒よりもあるようです。やはりタイヤが2つで不安定な乗り物ですので、安全に乗るという意味では技能が高いことは重要だと思います。
取る時も、取った後も、しっかりしている一発試験。 興味が出たらチャレンジです!
参考文献はこちらから
“大型自動二輪(バイク)の免許を取りに行った話 導入編 一発試験の準備や流れ” への1件の返信