さて、年度末に向かって、様々なことが忙しくなってきますね・・・
免許センターも、冬休みやら春休みやらで合宿免許を取る学生たちが溢れかえることでしょう・・・
初々しいその姿を横目に、一発試験を受ける男一人・・・
このブログを読んでいて大特に限らず一発試験を受けたくなって来たでしょ!?
ということで、恒例の「鬼門の法規走行」です!
過去の運転免許シリーズでも散々書いてきたので、それも併せて参考にしてください笑
車のサイズや形に限らず基本は全く変わりません笑
二種免許だとしても、技能試験では10点しか合格点が変わらないので、これができれば受かります笑
限定解除やけん引、大特の試験は場内試験だけなので、明らかに試験用の運転が要求されます。安全なのでしょうけれども、普通の道路でやったら周りが迷惑だったり、困惑するかもしれませんが・・・
以下の基本3点に気を付けましょう。
- 方向指示器の3秒、30mルールを守る
- 適切なタイミングで目視をする
- 寄せと小回り
「方向指示器の3秒、30mルールを守る」
方向指示器は進路変更をする3秒前、曲がろうとする場所の30m手前で出さなければなりません。
まず、ミラーで後方や側方の確認をしてから方向指示器(ウインカー)を点けます。(つまり、左右に動く結構手前。)
進路変更の際には、3秒後に目視をして、問題が無ければハンドルを切って進路変更をします。
右左折の場合は、曲がる所(交差点)の直前に目視をして、問題が無ければハンドルを切って右左折します。
また、右左折の前に気を付けなければならないのは、あらかじめ進路変更をして寄せておかなければならないことです。
なので、普通の運転では信じられないくらい手前からウインカーを上げ、進路変更や右左折をしなければなりません。
そう。教習所や試験場で「寄せ」と言われるのも進路変更に該当するのです。
早めに合図という理由はここにあるのですね。
「適切なタイミングで目視をする」
方向指示器を上げて~、目視して~、進路変更や右左折~
なんてよく言われますが、目視のタイミングってどこでどの程度?って難しいですよね?
よくある減点パターンとして、「ミラーを見たから目視OKと間違える」、「ミラーを見ながらハンドルを切る」、「目視をしながらハンドルを切ってしまう」です。
昨今、後ろも見ずに進路変更する人も多い中で、「見てるんだからいいじゃん!」って思っちゃいますが・・・ 初めに言ったように、「試験用の運転」が要求されます。
ポイントは、「ハンドルを切る前に目視確認がされいること」です。
細かいようですがよく見られていますよ。進路変更や右左折の回数分発生するので、これらの動作を分けて意識的に行う必要があります。
ミラーを見て大丈夫、ウインカーを上げて意思表示、目視をして安全を確かめてからハンドルを切る。
このアクションが必要です。
「寄せと小回り」
寄せも進路変更の一種と言いましたが、これが難しいところです。
トラックやけん引では、コースに対して物理的に車両が大きいので、小回りを意識しすぎると後輪や外側の前輪の脱輪、ライン踏みが怖くなってしまいます。
トラックでは十分に奥まで引っ張って、頭を振らなければいけないのですが・・・
大特は内輪差がないので、十分に寄せて、コースの内側に沿って行けば大丈夫です。
ハンドルのタイミングをミスるともうほどんど「ふらつき」か、「大回り」と取られてしまうので、結構シビアです。
それを試されるのが試験なので、しっかりやっていきましょう。
では、どうすれば寄せや小回りをしっかりとさせられるのでしょうか?
答えは「ミラーで位置感覚を補正する」です。
タイヤの位置が良く見えるようにミラーがついており、目視でわかりにくい場合はそれで補うしかありません。
目が良くないと、ミラーもよく見えないので、それはそれできついですよね・・・
雨だったりしたら尚のこと・・・
映り方とその判断は慣れないといけないので、こればかりは経験でしょうか・・・
大型特殊の一般試験(一発試験)が一般に向かない(笑)理由は・・・
「特殊なのに基本的な操作ができなきゃいけないから!」
無意識にいつもの操作が出てしまうので、試験用の運転が必要です。
試験を受けようと思ったら、いつもの運転から気を付けて、早めのウインカーや目視を意識してみましょう。
コウタは一般試験(一発試験)で免許を取ってからも、終わりではなく意識的に目視をするようにしています。
歩行者やバイクの見落としが減り、より安全に運転ができるようになったので、やっぱり試験の運転は安全を考えてあるんだなーと思います。
ほとんど受ける人もいない現実もあるので、参考書もほとんどありませんのでもし欲しい方は下を参考にどうぞ!