大型特殊自動車免許を取りに行った話 その2

自分が新規の免許を受験準備を始めたり、取得して、フツーに車を運転しているときに新たに乗れるようになった車を見ると、「あれも乗れるのか~」なんて感慨深くなりませんか??

そんな体験をお届けできるかもしれない運転免許合格体験記!笑

大型特殊自動車運転免許を一般試験(一発試験)で取りに行ったお話のその2です!

前回は、クセが強い大型特殊自動車! ということで、クセツヨポイントをお伝えしました。

今回は、実際の試験中に、コウタが失敗したポイントとその改善、修正方法を提供します! (二種免許ですが、合格点が10点高いという違いだけです。)

※確実にできるという保証はしませんよ。

  1. ハンドルの切りかた・戻し方
  2. ふらつき
  3. 小回り(右左折)
  4. 方向転換
  5. おまけ

「1:ハンドルの切り方・戻し方」

大型特殊のハンドル操作(操舵機構)は特殊なものがあるといいました。コウタが受けた試験は「中折れ」式だったので、それは前回書いたように独特です。

内輪差が(ほぼ)ないので、小回りが超利きますし、機構上の問題からハンドルが切った量と戻る量が一致しません。

なので、ハンドルは切り始めゆっくりでも大丈夫です。そして量を切り過ぎると戻し遅れます。

右左折などはゆっくり進めば、ハンドル操作に余裕が出ます。 ま、基本的に徐行なので、ゆっくり進まないと減点かもしれませんね。

片手でノブを、もう片方を添えて切りましょう。

ノブが10時や2時くらいの時に、逆側の手でクロスして持つとやりにくい場合があるので、直線を走る時なんかは持ち替えた方が楽だったし、切るタイミングを間違えたりしないように持ち替えた方が得策でしょう。

「2:ふらつき」

ふらつきは、コーナーの最中や直線でよく取られます。

あ、切り過ぎた→戻し過ぎた→切り過ぎた・・・となるのは、上記のように独特な操舵システムだからです。

バケットやタイヤではなく、思い切って遠くを見て操作をすると進むべき方向と修正舵が当てやすいです。

直線も遠くを見て、多少曲がってしまっても、遠くを見ながらゆっくりと操作しましょう。

ポイントは、「素早く反応しないこと」です!

元から小回りが利く操舵方式なので、修正舵を素早くすることで余計なふらつきを呼び起こすので、あえてゆっくりとでいいと思います。

「3:小回り(右左折)」

特に右左折時の小回りが問題になります。

タイヤがでかくて直接目視ができるはずなのですが、なぜか寄せられない。

車体が大型なので、トラックと同じ要領で頭を奥に振ってしまうのですが、 無意識に行われるその操作が大特の小回りができない理由となります。

なので、前輪から寄せて小回りしないとだめなのです。

コウタはバケットを目安にすると切り遅れる気がします。

折角タイヤが直接目視できるので、よく見ましょう。

見えない時には、ミラーで確認しましょう。 めっちゃよく見えます。

曲がり切りそうになったら、前の遠くを見てハンドルを戻します。

バケットが角に掛かったときに切ると逆に早すぎて脱輪やラインを踏むことになります。

「4:方向転換」

正直、コウタは方向転換が難しくもなんともありませんでした!

トレーラーや中型限定解除に比べたら、内輪差や挙動が簡単すぎて減点のしようがありません笑

ゆっくり切っていって、寄せ過ぎず、離れすぎずで真ん中を狙います。

入ったときに、すぐにまっすぐにしないで、「くの字」のまま、後ろ側(運転席側)がやや斜めになるくらいに戻さずにいれます。

その後にハンドルを戻すと、車体全体がコース内で真っ直ぐの位置で止まります。

車体がまっすぐになったときに、反作用でコース内で曲がっちゃうんですよね。

ま、内輪差を考えなくていいので、寄せていっても問題はないと思います。

「5:その他」

ハンドルの切りすぎには注意しましょう。

回転半径に対して多く切り過ぎると、左右差が吸収しきれず、タイヤがずれた際に車体がバウンドします。

ゴン!ゴン!って感じに。

また、オートマですが、急角度に折れ曲がっているときにはアクセルを少し踏まないと進みませんし、それでもハンドルを切ろうとするとエンストする可能性があります。

(これ以上曲がらないところでもハンドルを回そうとすると、キューーーとかギューーーってアクチュエーターの音がします。)

クリープでゆっくり進んで、それに合わせてハンドルをゆっくり回しましょう。クリープで進まない時には切りすぎという感じです。

本来的に小回りが利く車両特性ですので、クリープで進むことができる範疇で運転すればスムーズに曲がれるはずです。

トラックのように頭を振ったり、バケットを目安に奥まで行き過ぎるとコンゴンなりがちです。

大型特殊が一般には向かない理由は

「ハンドリングがクイックだから」

内輪差が無いというのは良し悪しですね。

作業にはもってこいなのですが、慣れないと苦労します。

超クイックなので、逆にあまり切らなくても曲がると考えれば・・・

構造から勉強したい人はこちらを・・・

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です