大型特殊自動車免許を取りに行った話 導入編

節分が過ぎ、暦の上では春ですが、寒いですね笑

今年はあんまり降っていなくて、ここ数日が大雪だという予報ですが、雪が降ると大活躍! 除雪車等の大型特殊の運転免許を一般試験(いわゆる一発試験)で取得してきたので、その体験記を!

もはや、トライアスロンどころか、自転車、ラン、スイムどれにも言及しておらず、免許取得体験記録ブログとなってしまいましたが、お付き合いください笑

まず、大型特殊自動車とは?

文字通り大型で、特殊構造や用途に使用される自動車です。

特殊な用途というと、主に作業に関連です。

道路整備関連や除雪で見るものが一般的かな? あとは農耕用。細かい規定に興味がある人は調べてね笑

大型特殊(通称:大特)取得すると、それらの特殊車両を公道において運転することができます。

注意していただきたいのは、あくまで「公道を運転することができる」のであって、「作業ができる」免許ではないことです。

公道での作業や運転が無ければ、必要がなく、敷地内(公道外)などは「作業免許」があれば十分なことも多く・・・

まあ最も、大抵の場合は「作業とセット」であることが多いため、これらの特殊車両で公道での運転のみをすることは、作業現場間の機材の移動程度でしょう。

仕事の範疇でしょうし、ちょっと道路を横断するのにも、「自分は免許ないので○○さん、機材の移動をお願いします!」 なんてことは面倒くさいので、結果的に取った方が話は早いと思います。

堂々と資格として書けるので就職にも有利です笑

※ちなみにフォークリフト、除雪、ロードローラーなどの「作業用免許」はそれぞれ3万程度で取れるそうですよ。

大型特殊自動車の運転免許は、一種であれば教習所でも試験場でも取ることができます。

二種は試験場でしか取れません。とはいえ、現在の日本で、公道において特殊車両で旅客運送をするということはほとんどないと考えられますので、実際的には1種で十分です。

二種免許はもはやフルビットを目指す人の趣味のためにあるようなものです。

かく言うコウタは、前回の牽引免許を取得した際に二種免許を取得しているので、逆にわざわざ下位免許の一種免許を取得する意味がなくなったので、大特二種免許にチャレンジしました。

当然のことながら、教習所での課程はないので、試験場での一般試験(いわゆる一発試験)です。

教習所だと実際の教習料に加えて、入校料や検定料なんだかんだでどこでも相場はおよそ9~10万円程掛かるそうです。(小型特殊を持っていない場合)

一般試験なら、試験一回毎に試験手数料と車両貸し出しで4050円、見事合格をすれば免許発行に2050円。

まさに一発合格であればなんと6100円で取得できてしまい、教習所で支払う金額のなんと驚異の94%オフ!

小型特殊免許を持っていたり、職業としてフォークリフトで作業している方であれば夢ではありません!

ちなみに、コウタは2発目で合格しましたよ! それでも10150円だったので、90%オフ!

どうですか!? 教習所へ通うよりも遥かにお得だと思いませんか!?

大型特殊自動車運転免許が一般には向かない理由は、

「特殊で需要がないから」

まあ、これもけん引免許と同じで、お仕事用免許であって、大抵の場合、仕事で必要だから取るとか、その職に就く際に必要だから取るということが多いと思います。

実際に一種で事足りる上に、休みなどを取って最短で合格ラインを突破したい人が自らハードルを上げる必要もないのでしょう。

事実上、持っていても「だからなに?」的な二種免許は、コウタみたいに、当面使う予定はない上に、趣味としてチャレンジしている方でしょう。

自分で言うのもなんですが・・・コウタはまだ30代なので、まだまだ若いです笑

履歴書に色がついて、職業の選択幅が広くなるかなー?という人や、 万が一、失職した時などに保険があった方がいい人にはもってこいです!

何より、大型特殊二種免許は全国でも4万1千人程度しか保有していないレア免許です。

(牽引二種も4万6千人程度しか保有していないレア免許です。)

免許を取るということは、運転ができるようになりますが、運転とは責任を伴います。

昨今、あおり運転や操作ミスによる重大事故などありますが、ちゃんと扱おうという意識が高くなければ大型の車両は危ないです。

この前、ふと話に上がったのですが、碓氷峠でのスキーバスツアーの事故をはじめとしたバス事故も、運転技量だけでなく、意識、管理などの複合的な要因だったと言われています。

命も免許も、取るのも大変な割に、失うときは一瞬です。

簡単に失いたくないので、安全運転につながるという考えもありますね!

レア免許を取るメリットはそういうことにもつながるかもしれません。

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