年の瀬になってしまいましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
コウタは日々の業務に忙殺されて、自分の時間がほとんどなく、消耗しています笑
そんな中でも、趣味と実用を兼ねた自己研鑽という名の失業対策を考えてけん引免許を取りに行ってきました。
勿論、趣味と実益のチャレンジなので、お金や時間をかけすぎずにやるために、前回同様一発試験(一般試験)へ行ってきまして、無事取れたのでその合格体験記を。
まず、けん引免許とは??
簡単に言うと、動力のある車で動力が無い(あるいは自力では動けない)車を引っ張る時に必要な免許です。特に、750kg以上のけん引装置付きのものを引っ張るものに必要な免許です。
例えば、幹線道路や高速、道の駅、サービスエリアなどで見かける大型トレーラーなどがけん引免許が必要なものです。他にも、ボートや水上バイク(ジェットスキー)、トレーラーハウス等、よく?たまに?引っ張られているのを見かけますよね。それが牽引になります。
牽引というなまえなので、何かしら車で引っ張っていたら牽引=免許が必要というよく間違われるのですが、 故障車を引っ張ったり、750kg未満のけん引車両を引く際には要らないので、けん引免許がないと故障車を引っ張れないというわけではありません。
なので、例えば下の画像のように、免許が無くても引っ張ることができるものがあります。 ミニトレーラーとか軽トレーラーと呼ばれているそうです。(軽トラって読めちゃうよね)
ま、勿論小さいのですが・・・
トラックだと、下の図の様になっています。
運転席と荷台(荷室)に切り離せるので、積載量を大きくしたり、コンテナだけ切り離して船で輸送するなど、輸送面で大変メリットが多いそうですよ。
海外では割とメジャーらしいですが、日本ではあまり見ない大型トラックで大型のコンテナを牽引するものも登場(再登場?)したらしいです。
日本では引っ張りたいけど免許は取りたくない(いらない)という需要が多いとおもいますので、それは先に挙げた軽トレーラーになります。
一方で、大きいサイズを牽引するなんてほとんどの場合、引っ張るのが趣味という人はいないと思いますので、そういう人たちが趣味のために引っ張るのはキャンピングカー、船などになってきます。
まあ、たいていの場合はお仕事で引っ張る人だと思いますが。
そんなものが引っ張れるようになるこの牽引免許というのは、おもしろいもので、荷台の規格で決まるものではなく、運転する車、つまり動力のある車の方の免許によって上限が変わります。
普通車の免許しかないなら普通車が運転できるが、それで引っ張れるものしか引けない。
中型車ならそれで運転できるもの、大型車ならそれで運転できるものでしかそれぞれ引っ張れません。
つまり、750kg以上の重いものを引っ張るという状態のための免許であり、制限は運転できる免許によって制限されます。
免許がいらない軽トレーラーを考えればわかりますが、軽トレーラーであれば牽引免許はいらないが、前で運転する車の免許は必要です。
無いとは思いますが、単純な話、大型トラックに軽トレーラーをくっ付ける分には牽引免許はいりませんが、大型自動車免許が必要です。
逆に、普通車で大型トレーラーを連結できたとしても、ただただ危ないだけなので・・・ そんなことで、第五輪荷重規格やその他規格から車検に引っかかりできないようになっています。
また、たまに大型トレーラーヘッドだけなら中型自動車の免許運転できるんじゃないか?などと言われますが、やっぱり第五輪荷重規格やその他規格からできないようになっています。
ヘッドだけの運転つまり、牽引部分を付けないでの運転なら大型自動車免許だけでけん引免許はいりません。
ま、現実的ではないですし、普通や中型自動車で牽引される車自体が少ないので、大型自動車+牽引が最も使われる組み合わせです。
コウタは中型と牽引が取れたので、中型自動車で牽引ができる感じになっています。
試験車両がまさにその規格なのですが・・・なので、その中型の限定解除からすることをお勧めします笑
牽引免許が一般には向かない理由は
必要性が限定的だから
基本的にお仕事用の免許ですよね。
趣味で引っ張るもので免許が要るようなものなんて、余程大きいものを引っ張る必要があります。
キャンピングカー(トレーラー)や船だってそれだけ大きいものならば購入維持費に相当掛かるので、まあいないでしょう。
コウタも将来、何かあったとき様にお仕事がすぐできるようにと考えて取ることにしたので・・・
次回からは、試験の内容に移ります。