乗り心地とグリップ

基本的にタイヤが付いた乗り物の振る舞いは変わらないと思っている。

数が多かろうが少なかろうが。

 

物理の原理が適用されるからね!

乗り心地とグリップは、あんまり比例しない。

 

どういうことかというと、基本的に乗り心地というのは、振動を感じるかどうかだから。

低速で振動を吸収するなら、空気を甘くしてタイヤの変形で吸収すればいい。

一方で、空気をいっぱい入れて固くすると、低速ではゴツゴツしすぎる。

空気が甘い状態で高速になると、路面から受ける衝撃でタイヤが変形しすぎることと、変形して戻るタイミングがズレてしまい、グリップが安定しなかったり、ふらついたりする。

逆に、空気が入れすぎた場合、タイヤが変形しなかったり、食いつくことができないため、グリップが無くなる。

適正空気圧がいいというのは言うまでもないが、自転車の場合、加速や減速で積極的に重心位置を変えて、タイヤを変形させるとグリップが上がりやすい。

だからといって、コーナリングスピードが極端に上がるわけではないので、コーナーに最適な速度まで減速して、グリップを最大限に発揮するのが必要。

路面状況もグリップに影響するよね。

 

車のタイヤ交換をして、夏タイヤになったんだけど、グリップ良くていいけど、扁平率が低いし幅広だから路面のギャップでステアリングがキックバックを受ける。

思い通りにキレがいいのもいいけど、ぼーっと走る時にストレスないのは大事。

ドライバビリティがあるのは乗っていて気持ちいいし楽。

タイヤに気を付けて!

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